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2005年09月27日

恋愛と環境の親密な関係

高速道路ガンガンつくりながら自然の叡智を考える「愛・地球博」が盛況のうちに閉幕した。
この前、燃費が上がってなおかつ環境にやさしいというガソリン添加剤の広告つくってて、まじめに地球環境のことを考えてみたのだが、
好きな女の子に「僕とつきあってくれたら幸せになれるし、その上環境にもやさしいよ」って告白したら効果は跳ね上がるんだろうか。
「愛・地球戦争」とかってネーミングでイラクに侵攻してたらブッシュも小泉ももうちょっとやりやすかったかも。

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2005年09月13日

恋愛と選挙の親密な関係

「オレのこと好きか?嫌いか?」
小泉自民党の広告戦術は明快だった。
中央政治からないがしろにされ続けてきた国民は、生まれてこのかた一度も告白されたことのない女の子のように、とまどいながらも誠実に答えを出した。
言論NPOのマニフェスト評価では僅差ではあるが民主党に軍配が上がっている。
にもかかわらずこれほどまでの大差がついた理由は何か。
とにもかくにも日本人は農耕民族だ。
自分たちと同じ百姓顔にシンパシーを感じるよう、生まれた時からDNAに刻み込まれている。
岡田代表の顔は残念ながらアーリア系だ。
男前ではあるが、前述のセリフをいきなりヨーロッパ人に言われたら間違いなく結婚サギと思うだろう。
百姓顔の小泉が初心な国民に対し、誰にもわかる言葉でシンプルにイエスかノーかを問うた時点で、すでに勝敗は決していたのだ。
それにしても民主党の広告はひどい。
メインキャラのコーディネートしかり。
あいまいなキャッチコピーしかり。
「年金」「子育て」の強調に見てとれるターゲット選定しかり。
(せっかく若手候補を多数擁立している強みが全く活きない)
負けるために作っているようなものだ。
小泉自民党296議席はかなりやばい。
かつてヒトラーもムッソリーニも東条も、当初の国民の答えはイエスだった。
この状態が続けばいずれ百姓顔ではすまされなくなる。
選挙前に新聞に載ってた全段広告を少し修正してみた。
野党の皆さんへ次回の参考まで。

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